Azure Percept DKを触ってみる① - セットアップ編
Azure Percept DK
2021年3月にAzure Percept
が発表されました。
Azure Percept は、IoT と AI をエッジで使用してビジネス変革を促進するために設計されたハードウェア、ソフトウェア、およびサービスのファミリです。
とのことです。
まずは
- Azure Percept DK
- エッジAI開発キット
- Azure Percept DK キャリア ボード
- 本体。Raspberry Piのような小型のコンピュータが搭載されている。
- Azure Percept Vision システム オン モジュール
- カメラモジュール。キャリアボードに接続して使用する。
- Azure Percept DK キャリア ボード
- また、アクセサリとして音声を扱うためのAzure Percept Audioも合わせて販売されている。
- エッジAI開発キット
- Azure Percept Studio
- エッジAIモデルとソリューションを作成できます。
を抑えておけば良さそうです。
本記事では、Azure Percept DKのセットアップを進めていきます。
セットアップ手順はこちら。
セットアップ中は、Azure Percept DKのWi-Fiアクセス ポイントに接続して作業を行うので、一時的にインターネットに接続できなくなります。
あらかじめドキュメントを開いておく、スマホで表示するなどで対応しましょう。
WiFiに接続する
Azure Percept DK キャリア ボードに電源を接続すると、Wi-Fi アクセス ポイントが見つかるので接続します。
- SSIDは
scz-
またはapd-
から始まります。 - パスワードは付属のウェルカム カードに記載されています。
セットアップエクスペリエンス
http://10.1.1.1をChromeなど普段お使いのブラウザで開きます。
Azure Percept DKにWiFi接続すると、自動でセットアップエクスペリエンスが起動しますが、後ほどAzureにサインインするところでうまく進みませんでした。
普段お使いのブラウザで開き直すのがおすすめです。
手順を進めていきます。
利用規約に同意します。 スクロールするとチェックボックスがあるので、チェックするとNextボタンをクリックできるようになります。
ユーザーを作成します。
パスワードの条件は12桁以上、英数字混合
です。(たしか)
IoT HubにPercept DKを登録します。 選択肢は2つあります。
Setup as a new device
←今回はこちらで進めます。- とりあえずPercept DKを触ってみたい方は、こちらがおすすめです。
- セットアップエクスペリエンスに沿って作業すれば、IoT Hubに登録してくれます。
Connect to an existing device
- IoT Hubで作成済みのIoTデバイスにPercept DKを紐付けたい場合は、こちらを選択します。
- 自身で接続文字列を取得する必要があります。
ということで、Setup as a new device
を選択します。
新しいタブが開くので、Azureにサインインします。
画面に表示されているコードをコピーしておきます。
コードをペーストします。
サインインできたらタブを閉じてOKです。
Percept DKを割り当てるIoT Hubを選択 or 生成します。
今回は時間短縮のため、作成済みのIoT Hubのインスタンスを選択しました。
IoTエッジデバイス名を入力します。
名前は任意です。
セットアップ完了まであと少し...
完了しました!
Continue to the Azure Percept Studio
をクリックすると、サンプルアプリケーションを動かしたりできます。
まとめ
セットアップエクスペリエンスに沿って進めて、問題なくセットアップを完了させられました。
セットアップはハマりやすいのでわかりやすいのはありがたいですね。
次回はAzure Percept Studioを触っていこうと思います。